海 野 弘 さん【サイン会】のご案内

maborosido2006-05-21


● とき:6月4日(日)午後2時〜3時
● ところ:海文堂書店 1F・中央カウンター

〜 『海野弘 本を旅する』(ポプラ社)刊行記念! 〜
 美術、文学、建築、都市、陰謀、ホモセクシャル、ウォーキング……など、あらゆる文化的事象を、飽くなき精力で論じ続けてきた作家・海野弘
 その海野氏の「初の読書論」として、『海野弘 本を旅する』(ポプラ社、本体1800円+税)が刊行されました。「本を旅する」エッセイが収録されています。また、本書はこれまでベールに包まれていた海野氏の「素顔」が明らかになる本です。
 海野さんに会いたい方、ひと目見てみたい方は、ぜひサイン会に足をお運びください。
【内容】
◆百冊の本の再訪
これまで愛読してきた100冊を、丁寧に読み直していく。ドールス『バロック論』、ガートルード・スタイン『パリ フランス』、森銑三編『人物逸話辞典』、村山修一『山伏の歴史』、カルペンティエル『光の世紀』などなど、古典から奇書までが登場する。書き下ろし。
◆遊歩者の読書術
古本屋でパンフレットやカタログを買い、旅先では図書館に直行し、パリのカフェで一休み。池波正太郎の目で江戸を見て、ヴィクトル・ユゴーの手法で都市のアンダーワールドを凝視する。時空を超えて自由自在、海野弘流「遊歩者の読書術」、ここにあり。

● 海野 弘(うんの・ひろし) ●
1939年、東京生まれ。
出版社勤務を経て、1968年に『アール・ヌーボーの世界』でデビュー。以後、美術・文学・映画・都市論・小説など、多岐にわたる執筆活動を行なう。
主な著書に、『アール・デコの時代』、『モダン都市東京』、『ホモセクシャルの世界史』、『私の東京風景』ほか多数。