幻堂出版の活動停止について 2006年8月17日

◎第一の理由は芝田真督(本名・芝田道/「神戸ハレルヤ!グルめし屋」発行時のペンネームはオヤジ芝田)なるものの存在と、それを推する海文堂書店のHPの二つの記事(『神戸立ち呑み巡礼』の記事と、連載コラム千鳥足氏の『神戸ハレルヤ!グルめし屋』の記事(こちらは一度、外して欲しいと求めたことがある)で、後者のほうは再度削除か訂正を求める。)
によりワタシの“本屋幻想”(少なくとも本屋は文化だと思っていた)が完全に消えたこと。
◎今後のこと
地方小出版流通センターとの取引きも、現在在庫のキリのよいところで停止予定。
過去に出版したもので、在庫多数で今後の販売が困難なものは著者への無償返品。(送料のみいただく場合あり)
兵庫県の補助による本の出版はしない。予定していた「トオリヌケ・キ縮刷版」中村よお著「週刊月光仮面・復刻版」村上知彦著は中止。
また予定している6冊ほどの発行物のうち必ず出すものは、
☆「四コマ・幸福番外地」西野空男
☆「映画のあとで・ファイナル」浅田修一著
☆「何雑漫画増刊・炭子部山貝十特集/マガジンNo.1」→これは少し微妙?
以上の2、3点で、ほかのものは来年夏までの1年以内で編集できたもののみが発行される。出すつもりであっても、ワタシがスローペースなので確約できない。
◎販売について
これからは徹底的に好きでない本屋とは取引きしない。幻堂出版の出した本で、その著者が個人的に特定の本屋(ワタシが嫌いな本屋でも)で、取引きされることには、いっさい反対しない。売ってナンボとは言わずとも、本は読んでもらってナンボだから…、
これからの販売戦略としては、地方小と、数店(ちんき堂、三月書房、タコシェ模索舎くらい)の直販店で販売される。ネットのアマゾンも視野にいれている。
自費出版について
幻堂出版から発行することの理解ができる人で、労力(制作)利益が出る場合は作ることがあるかも知れない。ただし、幻堂出版の名を大きく出すことはない。